CASE4 新河岸川ほとりのカワシマシキ工芸の作業場スペース
【開催概要】
<場所> カワシマシキ工芸
<日時>2月10日(土曜日)13:30-15:30
<会費>1000円
<住所>東京都板橋区坂下3-36-14
<申込方法>
(FB参加ボタン)イベントページはコチラ or (MAIL) nagase@zilocca.com
定員10名
<主催>いたばし空想地図実行委員会
※ゲストのトークイベント等はありません。 机を囲み面白可笑しく話しながら空想する会です。
【当日流れ】
13:30 概要・ロケーション説明
13:35 工場にある紙器のお話&体験
14:00 空想スタート
15:00 空想終了
(空想したコトみんなで面白がる)
15:30 終了
【空想題材】今回は工場の作業スペース
今回は板橋区坂下にあるカワシマシキ工芸の作業場スペースにて空想をします。
一回目は「空家」、二回目は「ギャラリースペース」、三回目は「作業場」とかなり意外なスペースになりました。代表の川島さんは「地域の繋がり」「人との繋がり」を大事にされる方です。
こんな想いがあると、何もなさそうな場所でも一つ面白いコトが生み出される可能性がでてきますね。
(Tシャツ制作体験の定期で開催中)
(人と接するのが大好きという川島さん 人柄が溢れ出ています)
◆「自分が暮らす・働くエリアには何も無い」
前回の空想の際にひとつの話題になったことがありました。
「自分が暮らすエリアには何も無い」
このキーワードはとかく商業施設や飲食店を指している場合があります。 目に見える「賑わい」は生まれやすいのは確かです。でも「無いものは無いし」「できないものはできない」それをどう面白がれるか。
(シャッターも面白がれる)
そんな感性の方がいるエリアは、きっかけ次第で必ず面白くなると思っています。今回、場所提供をして頂いた川島さんはきっとそんな方。 場を創ることは新しいハコ(建物・施設)をつくるだけでなく、「近くの人・価値観の合う人」が繋がれば「場を開く」事ができる。特別な場でなくても日常に集える場。そんなアプローチから今回はカワシマシキ工芸の作業場スペースで空想してみます。
◆カワシマシキ工芸と板橋の産業の事
現在は「Tシャツやトレーナーの制作」もしていますが、メインは製本過程で行われる 「型抜き」の工程を受注する企業です。 板橋区は製本会社が集積しているエリアで有名どころでは凸版印刷東京工場があり元々集積度が高く、従来印刷工場の集中していた千代田区や文京区とは中山道や首都高速道で直結されていたこと、広範囲に工業地域が温存されていたことなどから、昭和40年代から印刷関連工場が急速に増加しました。現在では工場数、従業員数、製造品出荷額共に区内最大業種となっています。普段生活していては気づかないポテンシャルですね。
◆「抜き」のこと
「カワシマシキ工芸=川島紙器工芸」とあるように紙を断裁する工程では無く「抜き」という工程を行います。
例えばこんな名刺をつくりたい時
こんな型をつくって(ビクトリア抜き)という工程で方を抜きます
そして手作業で、こんな感じで何千枚も正確に型を抜いていきます。まさに職人技。
(※こちらはYOUTUBEにUPされているものを参考に拝借。川島さんではありません)
当日は実際にみて、チャレンジャーは触ってもらいます。
◆名前に残らない仕事
川島さんはお話の中でこんなことを話していました。
「Tシャツ製作」や「抜き」の仕事は、 人々にいきわたる頃にには名前に残らない。 元請けの人ですらどこかやっているかなど知らない。 もちろん名前を残す為にやっている訳ではないけれど、 やはり認めてもらいたい気持ちはある。「何かにいつも協力していたい気持ち」 社会貢献など大それたもので無く、 目立つ為とか宣伝とかそういうものでは無く、何かに加わり "川島紙器工芸"という名として関わっていきたい。一人で日々仕事をしているからこそそう感じることが多いんです。
文章にすると少し考えさせられる重ーい言葉ですが、そんなトーンでは無く明るく語っていたのが印象的でした。実際に「紙器のプレスでお餅つきしたら面白いよね」そんな事を平気で考えるユニークで常に何かを面白がろうとする感性が素敵です。
◆クリエイター、デザイナーが集まる工場
今回は空家、空きテナントでは無く工場。「?」と少しイメージつきづらい方もいらっしゃると思います。少し補足を。川島さんが既に空想したのは「半分のスペースはクリエイターやデザイナーが集まるシェアオフィスなんてどうだろう??」隣ですぐにTシャツ作成や抜きの相談、手配はできる。こんなことを既に思いめぐらせていました。
(こんな感じはあるけど稼働しながら、隣にオフィスはないですね)
(シルクスクリーンでTシャツも作れます)
(トートバッグも作れます)
稼働中の工場であっても色々な切り口で空想すれば可能性は沢山あります。このような空想を紐づけるのもよし、もちろん全く新しい空想がでてこればさらに面白いですね。
一先ずご紹介はここまで。
当日さらにお話を伺いながら紙器をみながら触りながら参加者全員で空想を楽しみましょう!!
社会科見学気分でも楽しめる、レアな会ですね!!
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◆おまけ(近隣エリアの事)
カワシマシキさんの場所を確認していると何やらおこしな事にきがつきました「荒川」か「新河岸川」のふもとなのかと思ったら「隅田川?」とマップには記載。ここら辺を知る方はあたりまえなのかもしれませんが「隅田川」が。「〇〇川のふもと」とはっきりさせたいので少し調べてみました。
すると「隅田川の始まりは荒川と新河岸川の交わる新岩淵水門から」とあり、荒川と新河岸川が交わって隅田川となり、江戸・東京の街の中を多くの橋を通り抜けて東京湾につながっています。その始点が赤水門と青水門のある辺りという事がわかりました。という事でタイトルは「新河岸川のふもと~」に決定しました。
◆「日本は川だらけ!!」
グーグルマップに表記してあるの位置は少しづれていて「新河岸川のふもと」にカワシマシキさんがある!という一見関係の無い脱線した下調べに。さらに川の源流だとか分流だとか調べていたらこんな事がわかりました。「日本は川だらけである」下記は「All Rivers - Ground Interface」という河川だけを表記した地図。みてみるともう川の筋だらけ。
All Rivers - Ground Interface
www.gridscapes.net/AllRivers/
川だけ地図 国土数値情報(河川)
◆凄いぞカワシマシキ!!
川島紙器工芸さんの下調べが始まりで、川の交流や起点まで知る事が出来ました。かなり脱線しましたが空想のアプローチとして少しヒントにもなりました。商業立地と違い工場などは地域との接点はなかなかつくりにくいと感じる方もいるかもしれません。そんな時は身近なエリアの物語を辿っていくと思いがけない価値に気づき、それを掛け合わせながら空想してみるとさらに面白いコトに発展していくかもしれません。様々な角度から空想を楽しんでみたいですね。
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