【ルポ】CASE2アートコで空想 開催終了しました。
今回は滝野川にあるギャラリースペースアートコさんにて空想をしました。満員御礼にてたくさんのご参加有難うございました。
ママコミュニティ代表、情報発信企画の方、主婦さん、郷土資料研究科、カフェ開業の夢を持つ方、ものづくり企業の代表、介護福祉、デザイナー、レストラン経営、セレクトショップ運営 etc
様々な分野からのご参加があり話は多岐にわたりました。
この空間はオーナーさんが暮らした元民家、間取りや梁や柱のキズが、暮らしのあった場所として優
しい空気感に包まれた中でワイワイお話が進みました。
オーナーさん、アーティストさん、そして通うお客様。
空想中の店内を興味深く見ながら通る近所の方。挨拶したり手を降ったり。
この三名のお話を聞いているだけで、地域に愛されいる場である事が良く伝わり、思わず「うるるっ」とくる位に...。
冒頭、話のきっかけとしてこんなキーワードを投げて空想を開始。
場で行う空想の他に多岐にわたりこんなキーワードが。
「アーティストの活動の場」「チャレンジショップ」「託児付きシェアオフィス」「コミュニティ」「子どもは壁にお絵かき」「駄菓子屋体験」「昔遊び・ゴム段」「託児問題」「ママの活躍の場」「籠るママ」「道路封鎖してケンケンパー」「カフェをやりたい」「シャッター街問題」「滝野川フランス学園」「風情ある街並み」etc
印象的だったのはオーナーさんのこんな会話。
「8年前。開店して数年経つと期間貸しが全て予約で埋まっていたけど、だんだんと作家さんにも巣立ちサイクルがあり。全盛期ほどでは無くなったけどここ最近また"流れを感じる"」
なんだか説得力のある言葉で、それを証明するかのように会の最中に「ギャラリー貸出希望問い合わせ」の電話がなったり。参加者の皆さんの空想がポジティブなサイクルを生み出しているかのようで。
誰かひとりの強い想い
このような素敵なスペースは「誰かひとりの強い想い」から始まりそれがまた輪になって継続して。ずっとずっと続くように関わる人を増やしながら。アートコみたいな場がある街、エリアにこそ価値が生まれます。
空想した事が実現したらそれは素晴らしい事です。でもそれは結果的にそうなったら位のおまけなのかもしれません。今日、ここで生まれた事は、場に集まった大人が楽しく空想しながら数時間話しただけ。それが不思議な連帯感が生まれるよう気がします。それは他愛もない話から始まっていて。
(終了後もまだ話足りない風景)
ポジティブな空気を
こんな空気感を残していく事が、その場のポジティブなサイクルが生まれるきっかけになりえて。参加した皆さんは個々に「新たな縁」に繋がるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でもそれが心地良く「ふんわりとした繋がり」はきっと先々の「面白い何か」を手繰り寄せる鍵になってくる。そんな風に感じました。
「ひとりひとりの意志がまちの価値」に繋がる
ここは大家さんの想いで持続している場所。普通だったらテナント貸しをするか、売却もひとつの選択肢ですが、先祖代々受け継がれた土地や家を繋ぐ手法はまだあると思うのです。 そして、そういった「ひとりひとりの意志がまちの価値」にもつながっていくと考えています。それには地域に根差す人たちがより多く関わることで、クリアできることは少なくないと思うのです。 「いたばし空想地図」はそこを顕在化させ、みんなの「楽しい」がつまった地図を完成させていきます。(5回目くらいで地図に一回まとめられないかなあとか思ってます。)
参加頂いた方の中で「うちのスペースで開催したい」と手をあげて頂いたたり。どんな場所でも空想は楽しめる。それがこの会の面白いところ。
次回はどこになるかお楽しみに!!
◆開催場所情報「Rental gallery & shop ”Artco” 」
1月24日-26日迄 下記企画も開催していますので是非足をお運び下さい。
【 2018年最初の企画展のお知らせ 】
■□下町のハチドリ企画vol.5 @板橋Artco□■
1月24・25・26日 3日間限定のセレクトショップです。
◆会の中で提供されたハーブティー「はなうた茶房」さん
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